京極夏彦『陰摩羅鬼の瑕』講談社,2003

陰摩羅鬼の瑕(おんもらきのきず) (講談社ノベルス)
凄い!京極小説。
あの「夏」の衝撃が甦る。未体験の京極ワールド。

白樺湖畔に聳える洋館「鳥の城」は、主の5度目の婚礼を控えていた。過去の花嫁は何者かの手によって悉く初夜に命を奪われているという。花嫁を守るよう依頼された探偵・榎木津礼二郎は、小説家・関口巽と館を訪れる。ただ困惑する小説家をよそに、館の住人達の前で探偵は叫んだ。――おお、そこに人殺しがいる。

近くのブックオフで珍しく中古本として出ていたので即買い。現在進行形で読んでおります。最近は京極堂シリーズ本編ではなくて、サイドストーリー集読んでたりしたものだし、『塗仏―』以来だから久しぶりといえば久しぶりか。やっぱり面白いです。