2005-05-08から1日間の記事一覧

佐藤優『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』新潮社,2005

1991年ソ連消滅。エリツィン大統領の台頭から、その後の大混乱の時代を経て、プーチン氏への政権委譲へと続く90年代激動のロシアを縦横無尽に駆け回り、類い希な専門知識と豊富な人脈を駆使して、膨大な情報を日本政府にもたらした男、それが元主任分…

山田昌弘『希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く』筑摩書房,2005

かつて「パラサイト・シングル」という言葉を生み出した著者が、様々なデータを基に描く現代社会論。現在の日本は職業、家庭、教育のすべてが不安定になり2極化し、「勝ち組」「負け組」の格差が拡大している。「努力は報われない」と感じた人々からは希望が…

最近読んだ・読んでる本

『国家の罠』は読んでる最中。今朝の毎日新聞朝刊に、御厨貴によるこれの書評があって、それを読んで購入してみました。ドキュメントタッチなのですごい面白いです。おすすめ。