機動警察パトレイバー劇場版2 the movie

近未来を舞台に、巨大な陰謀に立ち向かう警視庁警備部特車二課、通称パトレイバーたちの活躍を描くSFアニメ。劇画(『週刊少年サンデー』連載・ゆうきまさみ/小学館・刊)、TVシリーズOVAと多彩なジャンルで人気を博している“パトレイバー"シリーズの、「機動警察パトレイバー」(89)に続く劇場版第二作で、監督は前作続き「トーキング・ヘッド Talking Head」(92)の押井守。脚本は「紅い眼鏡」の伊藤和典が担当。竹中直人根津甚八が声の特別出演。

一九九九年、PKFNI参加した陸上自衛隊レイバー小隊が、東南アジア某国において全滅した――。それから数年後の東京。突如戦闘機F‐61が横浜ベイブリッジを爆破したが、報道ではそれが自衛隊機であったと告げられた。...

そういえば映画借りてみました。前から見たいと思っていたので。どちらも押井守監督の作品です。漫画にしろ、映画にしろ私がパトレイバーシリーズの好きなところは、ロボットというSFの中の存在が、警視庁という現実の組織に組み込まれて存在していて、我々の今生きる現実の延長線上にある、ということが明白なところ。そういったリアリティって最新技術やCGを駆使して生み出すリアリティよりも魅力的。人間ドラマもよくできてる。

でもやっぱり押井色があるというか、漫画版とは大分違うという印象。1は漫画版に近いのほほんとした雰囲気が全体に漂ってるんだけど、2はもう押井モードという感じ。最後の最後で後藤さんは南雲隊長に振られちゃうし。でもじっとりとした2の方が自分は好きです。そうそう、声の出演竹中直人がすごいヨカッタ・・。

ちなみに朝鮮戦争のFLASHに登場する曲、いいなぁと思いつつずっと気になっていたんですが、劇場版2の曲だったんですね、ようやく元を発見しました。