『バニラ・スカイ』

エリートのデビッドは、恋人ジュリーがいながら、パーティでエキゾチックな美女ソフィアに一目惚れ。彼の心変わりに気づいたジュリーは、彼とドライブ中、車中で怒りのあまり交通事故を起こしてしまう。そしてデビッドの人生は奈落の底へ。

DVDで借りて観ました。ネタバレするとつまらなくなる系の映画なのでネタバレはしないで感想。全体としてはまぁまぁ楽しめた。それでも面白い部分と「ちょっとこれは・・」という部分に分かれてしまう感じ。途中まではサスペンスかなぁーと思って観てると、ところがどっこい違うんだよ、ということになるんだけど、そっから最期までの流れが微妙。ペネロペ・クルストム・クルーズの美男美女ぶりは凄いけどね。あとトム・クルーズが挑戦してる特殊メイクも凄いと思った。

この映画には『オープン・ユア・アイズ』という元となる映画があるらしい。そちらはまだ拝見していないので推測だけれども、『バニラ・スカイ』は結論ありきでスタートしてる感じ。だから結末というかオチを知らないと、途中の画面の切り替わり方とか時間軸のずれ方が激しくて付いていけない感じだった。2回目なら全部わかるんだろうがねえ。

それでもこの映画は、自分の人生をどう生きるか、とかそういう問題に対して、あまり説教臭くなく手がかりを教えてくれるところが良いと思う。たまにはそういうことを考えてみたい、という方はご覧になってはいかが?