昨日の続き

昨日、自己責任とイラクのことについて書きましたが、そのキーワードでいらっしゃる方が多いようで。巷間ではどうやら自己責任ブームのようです。

ところでid:kaerudayo:20040413#p6さんの所からもリンクを受けていたので、その先でいくつか読ませてもらいました。牽強付会と言えどまぁ軽く紹介させてください。

読冊日記 http://homepage3.nifty.com/kazano/200404a.html#10_t1

それに、「自己責任」という言葉が最近よく聞かれるのだけれど、そんなにすべてが「自己責任」な社会をみんな望んでいるんだろうか。「自己責任」ばかりが大声で語られる社会は、どうも窮屈なような気がするだけどなあ。保険や投資とかが自己責任なのは別にいいですよ。でも、ふつうの人同士が、互いに「自己責任」と言い合う社会は、とても住みにくそう。「困ったときはお互い様」という社会の方が、私には住みやすく感じられます。

私も大体似たようなことを書いたような気がします。お金に関して、自己責任なのは結構だと思います。本来的にそうあるべきです。しかしその論理を社会全般に敷衍していくのは、居心地を悪くしてるだけのような気もします。飽くまで「どう感じるか」のレベルに留まりますし、逆に居心地良く感じる人も中には居るかもしれませんが。

「困ったときはお互い様」とか、義理や人情や浪花節はもう流行らない時代なのかもしれないんでしょう。無論それらにだっていい部分や悪い部分はあるのですから。でも、もう少し中庸を狙っていく方法ってのはないんでしょうか。そういうことを考える必要もありそうです。